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日本臨床獣医学フォーラム年次大会2018

9/30 (日) 日本臨床獣医学フォーラム年次大会2018
私は今年で4回目になります、ホテルニューオータニにて開催のJBVP年次大会へ行って参りました!


ミレルはキャンディとお留守番。

9/30は台風が上陸し関東に接近してきてて、朝の6時の時点で大雨で(T_T)
今日は無理か。。。と諦め、二度寝したのでした(;^ω^)

でも8時頃は雨が止んで、天気予報では関東通過は夜中って話だったので、
急いで支度して出掛けたのでした。

田舎線は電車遅れてるし徐行運転でしたが、都心は大丈夫でした!
無事にお昼前に到着。
IMG_1928.jpg
ランチョンセミナー間に合いました!

「JBVP ワンヘルススペシャルシンポジウム:真菌」
症例提供は、千葉県のむらた動物病院の村田佳輝先
コメンテーター、北里大学医学部の髙橋孝先生
デモレーター、栗田動物病院の栗田吾郎先生

ワンヘルスとは人と動物、共通の健康を考える事です。
動物の先生である村田先生のお話に対し、人の先生である髙橋先生が付け加えて知恵を下さいました。

村田先生は真菌(カビ)の研究をされています。
人獣共通感染症である 「クリプトコックス症」 稀な感染症ですが村田先生は数件、治療したことがあるそうです。
クリプトコックスは犬より猫の方が感受性が高く、ご紹介頂いた症例3つもすべて猫ちゃんでした。

鳩の糞が感染源と有名ですが、土壌中など自然界に広く分布しています。
クリプトコックスの菌を吸入する事で感染します。動物も人も感染します。
特に抵抗力が落ちていると感染しやすくなります。
猫だとFIV 人もHIV、ステロイドの長期服用による抵抗力低下、糖尿病などによる腎機能低下などを持ってる場合はかかりやすい。
まずは吸い込む事で肺で感染します。肺→血液→全身へと広がっていきます。
症状が出る箇所として中枢神経系(髄膜炎脳炎) 皮膚(難治性皮膚炎)

興味深かった部分だけ抜粋すると。。。

症例2:猫
難治性の皮膚炎 生検培養→墨汁染色でクリプトコックスが見つかる。
イトラコナゾールなどの抗真菌剤で治療。
3ヶ月後皮膚は完治したので休薬。
が、その後髄膜炎を発症。
クリプトコックス髄膜炎。

症例3:猫
主訴はてんかんのような痙攣。音に対して過敏になっている。
血液検査では白血球数 20700
脳神経系で炎症が起きている可能性があると考え、眼の眼底検査を行う。
眼には視神経があります。神経を侵すクリプトコックスは視神経にも出ることがあるのだそうです。
眼底検査の結果、脈絡網膜炎があり、クリプトコックス感染が見えた。
髄液を採り培養している時間がなくても、眼底検査で発見する事が出来た。


村田先生のお話のあと、髙橋先生が補足や人の症例をお話下さりました。
質問を受け付けてくれたので、私は犬への感染はどうなのか?聞きました。
猫の方が多いが犬も感染します。ミニチュアダックスのロングやゴールデンレトリバーなどが感染しやすい真菌がある。
(犬の真菌感染についてのカリキュラムもあるので参考にして下さいとのお話でした)
動物→人への感染については、接触などでは少ない。あくまでも吸入感染。
だが、抵抗力が落ちている人が動物と濃密な接触をするのはよくない。
鳥→人だとオウム病のほうがよっぽど多い。

まあ、稀な病気のお話でしたので、流して聞く感じでした。




続いて、今回でシリーズ4回目!
「我が家のももちゃんが心臓弁膜症になって3年が経ちました」
日本獣医生命科学大学 竹村直行先生



と、ここまで書いたところで。。。
長くなりそうなので今日は終わりにします。。。
忘れないうちに、たぶん明日書きます。。。。
たぶん。。。








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Category: 病院

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