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日本臨床獣医学フォーラム年次大会2018その2

日本臨床獣医学フォーラム年次大会2018 の続き行きまーす!


今回でシリーズ4回目
「我が家のももちゃんが心臓弁膜症になって3年が経ちました」
日本獣医生命科学大学 竹村直行先生


今回は協賛のエランコジャパンさんが竹村先生のスライドをレジュメにして配布してくれました!
先生のお話を聞きながらスライドを見てメモをするのが大変なのでレジュメ助かるー!
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一番左のチワワちゃんが竹村先生のご愛犬のももちゃん現在11歳。
このももちゃんが8歳の時からこのプログラムが始まりました。

●ももちゃんの病気は僧帽弁閉鎖不全症。
どんな病気かはキャバリア飼いは知っていて当然なのでこのブログでは割愛します。
また、ももちゃんの眼科検診のお話もありましたがそれも割愛します。


●このステージ分類によって治療していきます。
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3年前のももちゃんはB1。 2年前からB2の状態です。

今年9月、再び心臓の検査をしたももちゃん。
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大きな変化はなくB2でした。


●そして皆さんもご存知のエピックスタディについて先生からも軽~くご説明が!
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このスライドを見せて「このようにピモベンダンの有効性が証明されました」と先生一言でしたが(^_^;)

ももちゃんは一昨年の夏までACEIのみ服用、一昨年の夏からピモベンダンを始めました。
ももちゃんの変化は?
ピモを始める前→運動不耐性
ピモを追加後→活動的になった

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2年前から、余命2年と言われているステージB2で今元気!どういう事?
先生は「自分の腕がいいから!」と仰っていました!
確実に投薬する事が大切です。


●そして大切な食事と体重について。
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「中途半端なデブが一番長生きする」
先生が毎回おっしゃる台詞!

今まで人のデータをスライドで見せてもらった事がありますが、今回は犬のデータを!
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このように証明されたそうです。
心臓病になったら、心臓に負担が掛からないように体重を減らすと言うのは昔の話!

体重が1kg減ると脂肪が600g減り、タンパク質が400g減ってしまうそうです。
タンパク質は筋肉→心臓は筋肉で出来ている!
フードにお肉やお魚(塩なし)をトッピングしましょう。

●運動は、十分な調査結果は少ないが心臓病の犬の運動・散歩を禁止している専門家はいない。
運動によって心拍数は上がってしまいますが、運動によって得るメリットの方がデメリットよりも数倍大きいという考え。
運動する事によって筋力がつく!食欲がわく!排便を促す!ストレス解消!楽しい気持ち!

●そして何より大切なのは「愛情療法」これは本当に先生が診察していて一番大切に感じる事なのだそうです。
愛情療法を信じましょう!

●もう1つ大切な事
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時々、睡眠中の呼吸数を数えましょう。

●面白い話
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犬には(猫はダメ)音楽を聞かせましょう!
この研究をしたボーマン先生に「日本にはソフトロックってジャンルがないのですが?」と
質問をした竹村先生に返ってきたメールは「オリビア・ニュートン・ジョン」とだけ書いてあったそうです(笑)
クラシックより、レゲエやオリビア・ニュートン・ジョンのがリラックス効果があるって意外でしたー!
先生はレゲエはお好きじゃないのでポップスがいいでしょう。とのお話でしたよ!


●まとめ
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竹村先生はお話がとても上手で楽しいプログラムでした。



台風接近で首都圏の交通機関は20時で最終とヤホーニュース!
でも、どうしてもミレルの行動科の入交先生のお話を聞きたい!と次のプログラムへ!
続く。

















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Category: 病院

コメント

楽しそうな講演まとめ、ありがとうございます。

そうすると、うちのきゃばりこさんは2017年の10月にB2診断受けてるから、来年の秋ごろが
デッドライン。それ以降生きてた場合、飼い主ったら竹村先生なみの腕の良さってことで
いいのね♪キャバリアなぶん、チワワより難しいかもしれないし神経疾患もちだし
ACEIキャンセルの結果はそのへんで判断してもいいかも、と拝読してて思いました。
でも最近文献みてるとB2から寿命平均3年、心原性肺水腫から1年ってデータよくみるから
幅持たせた方がいいのか…。EPICStudyだと肺水腫期間を半年に縮めてくれるから
そこで判断してもいいのかあ。
ところで今回のサラリとEPIC、協賛企業に遠慮なのですかねえ。それとも否定的なのかなあ。

2018/10/11 (Thu) 20:08 | きゃばりこ飼い主 #sSHoJftA | URL | 編集
コメントありがとうございます

そうだね!竹村先生並みの腕の見せ所だよ!
先生、かなりエランコさんに気を遣ってたよ~。
現在ももちゃん飲んでるのは共立さんなのに、
エランコさんのプラスもちゃんご紹介してました!スライドに写真入りで!
ももちゃんは味が好みじゃなくて~。。とか言ってたよ~。
共立さんと言えばもう読んでるだろうけどこのpdf

http://www.vmdp.jp/products/pdf/ph01.pdf
このチワワちゃんはトリプルで治療開始し、フロセミドは漸減し休薬になってるね。
この時点ではバルブスタディも出てないけど。腎臓への配慮は絶対必要だわと私も思います。

2018/10/13 (Sat) 00:37 | チェリー #7WSMv.uY | URL | 編集

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